学校長挨拶

ごあいさつ

 茨城県立水戸聾学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 4月に着任いたしました校長 栗木理伸(くりき まさのぶ)でございます。よろしくお願いいたします。

 今年度は、幼稚部4名、小学部22名、中学部12名、高等部15名の計53名でスタートしました。本校は通学手段としてスクールバスを持たないため、遠距離通学となる幼児児童生徒の多くは、寄宿舎で共同生活を送っています。今年度は、小学部から高等部までの21名(小10人、中5人、高6人)が共同生活をしています。

 また、在校生以外への支援として、乳幼児の早期教育を本校会場として行っています。ご家庭の事情や遠方で本校まで来られないご家庭のためには、サテライト教室を県内2カ所(日立市と鹿嶋市)で行っています。そして、小・中学校に在籍し通級による指導の対象となる聴覚に障害のある児童生徒の皆さんには、通級による指導を行っています。さらに、通級による指導の対象とならないが、聞こえに不安のある幼児児童生徒(幼児教育施設、小中高等学校)の皆さんとその保護者の方に対しても相談支援を行っています。

 学ぶ学校が異なっても、聴覚障害による困難さは共通しており、その困難を主体的に改善する意欲や態度を育むことは、社会で生活する上で大変重要です。本校としての使命を十分に理解しつつ、聴覚に障害のある子供たちの支援を行ってまいります。

 本年度、本校は創立119年になります。全国的な聾学校の在籍幼児児童生徒の減少の例に漏れず、本校も年々減少の一途を辿っており、教育活動への影響も少なからずありますが、子供たちは、意欲的に教育活動に励んでいます。理解し合えることの安心感、信頼感を土台として、自分の障害と正面から向き合い、共に励まし合い、支え合いながら成長しています。

 昨年度から学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとなりました。100年を超える伝統を基にして、これまで以上に地域とともにある学校を目指し、教職員の視点のみならず、幼児児童生徒、保護者の皆様、地域の方々の視点から学校の現状を十分に分析し、聴覚障害のある子供たちのために、より良い学校経営を目指していきたいと思います。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

令和8年4月 茨城県立水戸聾学校長 栗木理伸